2025.02.26
秋田県内の高校生・大学生向け就活応援冊子『ローカリンク』は、7月1日に発行されます。
このタイミングには明確な理由があります。 それは、高校3年生・大学4年生にとって、7月は就職活動や進路選択を本格的に考える時期であり、企業が情報を届けるには絶好のタイミングだからです。
秋田県内の企業の皆様が、効果的に採用活動を進めるためのヒントをお伝えします。
高校生の就活は“短期決戦”。就職か進学かを選択する上で、特に大学進学を希望する生徒は、指定校推薦や総合型選抜(旧AO入試) の活用を視野に入れ、高校2年生の秋頃から本格的に進路を考え始める必要があります。それに伴い、企業側も早期に高校生へ情報を発信する動きが加速 しており、高校2年生のうちに「企業研究」を始めることが当たり前になりつつある のです。
高校生の就職活動は、7月1日の求人情報解禁から10月の採用開始までが勝負 です。この短期間で企業選び、職場見学、エントリーを行う必要があるため、計画的な行動が求められます。
文部科学省のデータによると、部活動の引退を迎える生徒が増えることで、高校3年生の7月から進路決定の動きが急速に進む 傾向があります。部活動に集中していた生徒も、引退を機に進路に本腰を入れ始めるため、7月は就職活動のスタートラインとして重要な時期となります。
この時期に企業の情報を適切に提供することで、学生の選択肢が広がり、より良いマッチングが実現しやすくなります。特に秋田県内での就職を促進するためには、7月の情報解禁に合わせて積極的なアプローチを行うことが効果的 です。
大学生にとっても、7月は就職活動の本格化が見られる時期です。マイナビの調査などによると、7月時点の大学生の内定率は約50%未満であり、半数以上の学生がまだ就活中です。つまり、企業の追加採用や夏採用に向けて活動を活発化させる重要な時期となります。
リクルートの「就職プロセス調査」でも、7月から9月にかけて応募数や企業研究が活発化することが示されています。
7月~9月は情報収集が活発になる重要な時期。ローカリンクは、まさに 進路を真剣に考え始める学生の皆様に情報を届ける絶好の機会です。適切な情報を発信することで、企業と学生の出会いを増やし、秋田の未来を担う人材の確保につなげていきましょう。
高校生の進路決定時期に関するデータ
大学生の就職活動に関するデータ